当院のインプラント治療
インプラント担当医 岩田雅裕
当院のインプラント手術は、国内外でフリーランスの口腔外科医としてご活躍されている岩田雅裕先生におこしいただき、岩田雅裕先生と共に執刀をさせていただきますのでご安心くださいませ。
岩田雅裕先生は過去1万件に及ぶ全身麻酔における手術を執刀され、アジア諸国では主に子どもの手術を年間150件ほど執刀されております。
教授・講師等
- ・中華人民共和国湖南師範大学湖南省人民医院客員教授
- ・カンボジアプノンペン国際大学教授
- ・カンボジア国立プノンペン大学客員教授
- ・ラオス国立ラオス大学招聘教授
- ・スリランカゴール総合病院非常勤医師
- ・スリランカペラデニヤ大学客員講師
- ・インディアナ大学医学部主任特任講師
- ・インディアナ大学歯学部客員講師
- ・インディアナ大学歯学部インプラントセンター 副センター長
- ・岩手医科大学歯学部口腔顎顔面再建学講座非常勤講師
- ・中京大学情報理工学部非常勤講師
- ・宇治徳洲会病院非常勤講師
- ・前岸和田徳洲会病院顎顔面口腔外科部長・口腔インプラントセンター長
所属・学会・認定等
- ・日本口腔外科学会 口腔外科専門医
- ・がん治療認定医機構 がん治療暫定教育医
- ・日本小児口腔外科学会指導医・認定医
- ・日本顎顔面インプラント学会指導医
- ・日本口腔インプラント学会専門医
- ・国際口腔インプラント学会認定医
- ・日本顎関節学会認定医
- ・日本口腔診断学会認定医
- ・日本顎顔面補綴学会認定医
- ・日本歯科人間ドック学会認定医
- ・日本有病者歯科医療学会指導医・認定医
- ・日本老年歯科医学会指導医・専門医、指導医・認定医
- ・抗菌化学療法認定歯科医師
- ・インディアナ大学医学部頭蓋顎顔面解剖認定医
- ・日本小児口腔外科学会指導医・認定医
- ・日本有病者歯科医療学会評議員
- ・アストラテックインプラントUSA エクセレントメンバー、インストラクター
- ・カムログインプラントインストラクター
- ・SPIインプラントインストラクター
- ・POIインプラント臨床メンター
インプラント治療
インプラント治療とは
『インプラント治療』は、虫歯や歯周病、けがや事故などの理由で歯を失ったとき、『インプラント』という人工歯根と人工歯を使って天然歯の代わりとし、機能性と審美性を回復させる治療です。
人工物を天然歯の代わりとする点では、義歯やブリッジと同じですが、それらと大きく異なるのは、歯を失った部分の顎の骨に穴をあける外科手術を行なって、そこにインプラント(人工歯根)を埋め込み、歯だけでなく歯根の部分から人工物で補うということです。
インプラントは、生体親和性に優れたチタンという金属でできているので、顎の骨に埋め込むと約2~6ヵ月で両者が強く結合し、インプラントが顎の骨にしっかりと固定されます。グラついたり抜け落ちたりすることはありません。
インプラントが固定されたら、その上に人工歯を取りつけます。人工歯は、セラミックという白い陶材でできているので、天然歯のような質感や色調を再現できます。
つまり、硬い食べ物でも力を入れてしっかりと噛めるという機能性と、見た目の仕上がりが自然であるという審美性に優れているのが、インプラント治療の特徴なのです。
インプラント治療の流れ
インプラント治療は、一般的に以下のような流れで行ないます。
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STEP01
- カウンセリング
- 治療の方法・期間・費用など、インプラント治療の概要をご説明します。
ご要望・お悩み・疑問・不安などがありましたら、お気軽にご相談ください。
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STEP02
- 検査、診断、治療計画の立案
- レントゲン撮影、CT撮影、口腔内写真撮影、咬合検査、口腔内模型作製、全身状態の検査などを行ない、口の中の状態を把握します。
その診断結果を元に、治療計画を立てます。
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STEP03
- インプラントの埋入
- 歯ぐきを切開して、顎の骨にインプラントを埋め込みます。
埋め込む方法には、インプラントの頭部を歯ぐきから出しておく『一回法』と、インプラントの頭部まで歯ぐきで覆って縫合する『二回法』があります。
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STEP04
- 治癒期間
- インプラントと顎の骨の結合を2~6ヵ月ほど待ちます。
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STEP05
- 歯ぐきの切開
- 二回法を行なった場合、再び歯ぐきを切開してインプラントの頭部を出し、インプラントと人工歯を接続する『アバットメント』という部品を取り付けます。
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STEP06
- 人工歯の作製・装着
- 仮歯を入れて装着感や審美性に違和感がなければ、人工歯を取りつけます。
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STEP07
- メンテナンス
- 3~6ヵ月に一度、定期検診を行ないます。
インプラントのメンテナンスを継続することで、インプラントを長期間安全に使うことができます。
インプラント治療のメリット・デメリット
インプラント治療には、以下のようなメリット・デメリットがあります。
- インプラント治療のメリット
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- ガタつきやズレがなく、硬い食べ物でも力を入れてしっかりと噛める
- 天然歯のような質感や色調で、見た目の仕上がりが自然である
- 口の中に異物感がない
- 健康な歯を削る必要がない
- インプラント治療のデメリット
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- 顎の骨にインプラントを埋め込むための外科手術が必要になる
- 顎の骨とインプラントとの結合を待つため、治療期間が長くなる
- 費用が高額になる
- 治療後のメンテナンスを怠ると、歯周病のような状態になる『インプラント周囲炎』を発症する
- 糖尿病、高血圧、心臓病などの病気があると、治療を受けられないことがある
義歯
義歯とは
『義歯』は、虫歯や歯周病、けがや事故などの理由で歯を失ったとき、人工の歯ぐきに人工歯のついた装置を天然歯の代わりとし、機能性と審美性を回復させる治療です。大きく分けて『総義歯』と『部分義歯』があります。
一般的に、義歯は「力を入れてしっかりと噛めない」「発音しにくい」「見た目が悪い」などあまり良いイメージを持たれないようです。しかし、歯のないままにしておくと、そこに歯が寄ってきて歯並びや噛み合わせが悪くなり、虫歯や歯周病になる可能性が高くなってしまいます。
歯を失った後、インプラント治療やブリッジでの治療を選択されない方は、そのままにするのではなく、義歯で治療することが大切です。
最近では、審美性に優れた義歯もあります。
義歯の種類
- 総義歯
- 歯が1本も残っていないときに使います。上または下の歯列が一続きになっており、歯ぐきに見立てたピンク色の土台と粘膜を、吸着させて支えます。
- 部分義歯
- 歯が1本でも残っているときに使います。
歯ぐきに見立てたピンク色の土台を、歯のないところに乗せ、隣の歯に留め金を掛けて支えます。
- 目立たない義歯
- 通常、義歯は隣の歯に留め金を掛けて支えますが、留め金が目立つという審美面の問題があります。
しかし、『ノンクラスプデンチャー』はクラスプ(留め金)がないので、留め金が目立つことはありません。