口腔外科
親知らず
親知らずとは
『親知らず』は、奥歯のさらに奥に生えてくる歯です。
まっすぐに生え揃えば問題ありませんが、隣の歯を圧迫しながら生えてくる場合や、歯ぐきから歯の一部だけが出ている場合には注意が必要です。
親知らずは一番奥にあり、歯ブラシが届きにくいので、親知らず自体や隣の歯が虫歯になりやすい傾向にあります。
抜歯した方がいい場合
生えてくる途中で歯ぐきや顎の骨を圧迫し、腫れや痛みが出るときや、上下いずれかの親知らずだけが生えた場合でも、放置すると横方向の噛み合わせに影響することがあるので、抜いた方がいいでしょう。
親知らずの生え方によっては、噛み合わせが変化し、顎関節症になってしまうことがあるので、親知らずが気になるという方は、ぜひ一度ご相談ください。
顎関節症
顎関節症とは
「顎が痛い」「口を開け閉めしづらい」「口を開け閉めすると音が鳴る」という症状がある方は、顎関節症になっている可能性があります。
顎関節症になる原因は、歯ぎしり、噛み合わせ、ストレスなどさまざまです。治療方法も、運動療法、スプリント療法(装置を使った治療方法)、薬物療法などさまざまなので、原因に合った方法で治療を行なうことが大切です。
顎関節症の全身への影響
顎関節症は、悪化すると、頭痛、目の疲れ、めまい、耳鳴り、難聴、肩こり、腰痛など、顎や口だけでなく全身にさまざまな影響を及ぼします。
顎関節症の疑いがある方は、症状が悪化する前に早に治療をお受けください。「顎が外れた」「急に口が開かなくなった」など、どのようなことでもご相談ください。